フィギュア原型師で食べていくことができるのでしょうか。フィギュア原型師のお金事情について解説します。
フィギュア原型師は、原型の質がフィギュアの売り上げを左右することもあるため、非常に重要なポストだといえます。したがって、フィニッシャーや企画部よりも年収は高めに設定されています。キャリアや所属する制作会社の業績にもよりますが、年収は500万から700万円程度だといわれています。ただ、なかには独立してフリーランスのフィギュア原型師として活動する人もいます。こうした場合には自身の技術が認められれば、会社員時代よりもさらに多くの収入を手にすることができる可能性もあります。
フリーランスのフィギュア原型師のなかには、その技術を後輩たちに伝えるため、講師をしている人もいます。また、自身の技術を活かして作品作りを行う人もいます。このような場合には、さらに副収入を手にすることができるようになります。
フィギュア原型師の主な勤務先はフィギュアや模型の制作会社やおもちゃメーカーです。またなかには、キャリアを積んだのち、独立しフリーランスの原型師として活動する人もいます。