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TCA産学連携教育/企業プロジェクト

株式会社 セガ

Company Profile

家庭用ゲーム機、PC、およびスマートデバイスに向けたゲームやデジタルサービスの企画・開発・販売・運営を実施。「セガ」ブランドの『ソニック』や『龍が如く』、「アトラス」ブランドの『真・女神転生』など、高いIP力を持つシリーズを展開しています。

株式会社セガ
ビジネスプロデューサー

西山さん
MISSION

新興国向けハイパーカジュアルゲーム制作

インドやインドネシアを中心とした新興国では近年、スマートフォン利用率が拡大しています。そこで、ユーザーの性別、年齢、国籍を問わず誰でも遊べるスマホゲーム「ハイパーカジュアルゲーム」を、この新興国に向けて株式会社セガの協力のもと制作。学生たちはマーケティング・リサーチから取り組み、すぐに操作できて短時間でも遊べるゲームを企画・制作しました。

シンプルだけれど奥深いカジュアルゲームの世界

中間発表を経て、セガからのフィードバックを参考に調整をかけ、ゲームを制作している学生たち。
2度目のセガへのプレゼンで作品はどう進化しているのか、見せてもらいました。

7/1 本校での講義の様子

クリエイトデリバリー

>ゲームプランナー専攻3年 Hさん ほか13名

クリエイトデリバリー

ゲームプランナー専攻3年

Hさんほか13名

STORY

プレイヤーは、デリバリー配達員。とある街に配達に出かけると、街の人から「日が暮れたら配達をやめた方がいい」とアドバイスを受ける。
暗くなっていくなか、主人公の後ろから不思議な影が迫ってくる。その影から逃げて、見事デリバリーを届けることができるのか。

CONCEPT

後ろから追いかけられる状態で、プレイヤーは冷静な判断でパズルを動かし、バイクを進め目的地に向け、ステージをクリアしていく。プレイヤーにはその過程のハラハラドキドキを楽しんでもらう。

STUDENT COMMENT

インドで人気になるゲームをつくるため、現地でなにが流行っているかリサーチから始めました。インドでは日本と同様、コロナ禍からデリバリーの需要が高いそうで、ゲームにデリバリーの要素を入れれば身近に感じてもらえるのではと、このゲームを思いつきました。速さを競うゲームですが、タイムなど数字で競うのでなく、プレイヤーにもっと心理的に「急ぎたい」と思わせ、のめり込ませたいと考えました。そこで「後ろからお化けに追いかけられる」という設定にしたんです。見ただけで動かし方がわかるのがカジュアルゲームの良さだと思うので、操作の要素を増やしすぎないことも意識しました。中間発表の際は、セガさんに「お化けに追いかけられているわりにはそんなに怖くない」というフィードバックをいただいたので、今回は音楽などでホラー要素を足してみたのですが、お化けの姿も出してよいかもしれないと考えています。今後バグの修正も含めて、調整していきます。

GENERAL COMMENT

0から1のアイデアを生み出せることが素晴らしい

このポスターがすごく面白いですね。どんな世界に迷い込んでしまったのか、どんなお化けが出てくるのか、ワクワクします。このように0から1の最初のアイデアが肝心です。
ただ、ゲームに関しては、このポスターのイメージとは少し違っていたので、それがもったいないなと思いました。最初に出てきたこのポスターのイメージを思い出して、さらなる修正・制作に挑んでいってほしいですね。TCAの学生さんは、アイデアがどんどん出てきて素晴らしいですね。そのアイデアをどうブレずにかたちにしていくか、それを考えることでプロとして活躍できるようになると思います。プロとして一緒にゲームをつくれる日を楽しみにしています。