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TCA産学連携教育/デビューサポート

株式会社 講談社

Company Profile

『週刊少年マガジン』は、講談社が発行する日本の週刊少年漫画雑誌。1959年3月17日創刊。毎週水曜日発売。

株式会社講談社
第三事業本部
週刊少年マガジン編集部

金子さん

株式会社講談社
第三事業本部
週刊少年マガジン編集部

田上さん
MISSION

敏腕編集者が、デビューを目指す学生へ本気アドバイス!

人の心を動かす作品を漫画家と二人三脚で数多くの人気作を生み出しつづける編集者の方にヒット作を生み出す秘訣をたっぷり伺いました。

FROM EDITOR

プロの漫画家は、ココが違う!

商業誌であるからには読者をつねに意識することが大事です。キャラやストーリーの作り込みから漫画家自身の描くことへの取り組み方まで、ヒット作を生み出し続ける人気漫画には理由がありました!

プロの極意1
キャラクター作りが
作品の鍵!

たとえば医師を描く際「人を救いたい」という美しい感情は大切ですが、それだけでは当たり前に感じられることもあります。そこで「みんなが泣いている中で一人だけ笑っている」など、意外性のある仕草やセリフ、表情を加えると、キャラクターの個性が際立ちます。こうした工夫があれば、このキャラが次にどう動くのか興味を引き、物語をより魅力的に進めらます。キャラクター作りは大切です!

プロの極意2
人間観察するものがキャラに命を宿せる!

キャラクターの引き出しが多い人は本当に優秀だと感じます。特に漫画では、人間観察力がキャラ作りに直結します。大ヒット作品を生む漫画家は、キャラの種類が豊富で、観察力が非常に高いのだと感じます。出会った人や日常の中で見た人物を活かすことで、キャラに説得力を持たせられます。また、コミュニケーションを積極に取り、リアルな人間関係を反映させる努力も作品の魅力を高める鍵だと思います。

プロの極意3
インプットしながら
アウトプットし続けるべし!

漫画や映画をもっと観るべきだと思います。プロは大量に読んでいて、その知識が作品に活かされていることもあります。多くの作品を観て、さまざまなジャンルに触れることでストックが増え、より強い作家になれると思います。作業中にアニメや映画を流して学ぶプロも多く、常に吸収し続けている姿勢が大事です。

敏腕編集者が、
デビューを目指す学生へ本気アドバイス!

編集者の金子さん、田上さんに学生作品の添削指導をしていだきました。
より読者を惹きつけるための手法や描き方などプロの目線でアドバイスいただきました。

作品名

死神より愛を込めて

マンガ専攻 Aさん

結末で、主人公どう変わったのかを描くとストーリーとして達成感が生まれる!

COMMENT

自殺を試みる場面で死神が止めに入るという展開が非常にシュールで、冒頭から引き込まれました。死神がカウンセリングを始める流れも面白く、掴みは抜群でした。泣いている末崎さんの一枚絵も印象的で、もっと大きく見せても良いと思いました。ただ、死神の本心が見えず、最後に素顔を描くと感情が伝わりやすくなると感じました。また、ストーリーの結末で末崎さん自身が変わる様子を描けていないのが惜しいです。彼女が会社に対する本音を言い、前進する姿が描かれると達成感が生まれると思います。

COMMENT

自殺を試みる場面で死神が止めに入るという展開が非常にシュールで、冒頭から引き込まれました。死神がカウンセリングを始める流れも面白く、掴みは抜群でした。泣いている末崎さんの一枚絵も印象的で、もっと大きく見せても良いと思いました。ただ、死神の本心が見えず、最後に素顔を描くと感情が伝わりやすくなると感じました。また、ストーリーの結末で末崎さん自身が変わる様子を描けていないのが惜しいです。彼女が会社に対する本音を言い、前進する姿が描かれると達成感が生まれると思います。

作品名

僕の猫花嫁

デジタルイラスト・マンガ専攻 Tさん

個性に踏み込んで読者に刺さるキャラ作りをしよう!

COMMENT

キャラクターをより際立たせるには、個性を強調し、踏み込んだ描写が必要だと思います。ただの色気のある女の子ではなく、ドMという個性を活かし、読者に刺さるキャラ作りを期待しています。猫の話はギャップが面白かったですが、作品全体として明るい話なのか切ない話なのかが不明瞭でした。「いつか自分は死ぬかもしれない」というヒロインの悩みに対して、なぜ「結婚」がその答えになるのかを描いてほしいです。幸せの選択肢が他にもある中で、結婚を選ぶ理由が明確になると、物語の説得力が増すと思います。

COMMENT

キャラクターをより際立たせるには、個性を強調し、踏み込んだ描写が必要だと思います。ただの色気のある女の子ではなく、ドMという個性を活かし、読者に刺さるキャラ作りを期待しています。猫の話はギャップが面白かったですが、作品全体として明るい話なのか切ない話なのかが不明瞭でした。「いつか自分は死ぬかもしれない」というヒロインの悩みに対して、なぜ「結婚」がその答えになるのかを描いてほしいです。幸せの選択肢が他にもある中で、結婚を選ぶ理由が明確になると、物語の説得力が増すと思います。

作品名

復讐の囚われ人

マンガ専攻 Mさん

プロの作品を模写して説得力ある絵を描こう!

COMMENT

兄の復讐を目指し、青年が巨大な組織に立ち向かう姿はまさに王道の魅力があります。銃ではなく監視カメラを使う工夫など、ベタに終わらせない演出が良かったです。また、読者の「気持ちいい」「驚いた」を意識したツボの押さえ方が上手く、魅力的に感じました。絵に関しては、特に見開きや大きなコマでの表情を重点的に練習するのが効果的です。絶望して涙を流すシーンや迫力あるパンチの描写を模写して、骨格や動きの説得力を高めることで、見せ場の引き出しを増やせると思います。

COMMENT

兄の復讐を目指し、青年が巨大な組織に立ち向かう姿はまさに王道の魅力があります。銃ではなく監視カメラを使う工夫など、ベタに終わらせない演出が良かったです。また、読者の「気持ちいい」「驚いた」を意識したツボの押さえ方が上手く、魅力的に感じました。絵に関しては、特に見開きや大きなコマでの表情を重点的に練習するのが効果的です。絶望して涙を流すシーンや迫力あるパンチの描写を模写して、骨格や動きの説得力を高めることで、見せ場の引き出しを増やせると思います。