出版社が求める「売れる作品」を作るためのスキルやプロとしての心構えを、現役作家による実践授業で学びます。さらに、TCAデビューセンターのサポートによって、全国の出版社の編集部に自分の作品を評価してもらえる「出張編集部(作品添削会)」も多数開催。
編集部へのアピールのチャンスを最大限に増やすこのシステムが、多くのデビュー実績を生み出しています。
現役のプロ作家が講師として、プロデビューに必要なテクニックや知識を指導します。今を知るプロだから、編集部のリアルタイムな情報を学べて、新人賞への応募作品にも適切なアドバイスがもらえます。作品制作のアドバイスは、個別指導同様に行われています。
ほとんどの雑誌やWEB媒体が新人賞を設けて、次世代の作家を発掘しようとしています。この新人賞の公募に作品を送ることを「投稿」といい、ここで受賞をしてデビューすることが最も一般的なプロセスです。
TCAでは、卒業・進級時に全国8校の姉妹校から選出した優秀作品集「EXTRA」を制作し、マンガ・小説系の主な編集部へ直接送付。掲載作品に対する評価は非常に高く、これまで多くの先輩たちがデビューするきっかけとなってきました。2016年にはWEB版もスタートし、より多くの人の目に触れることで、企業や出版社にスカウトされるチャンスはさらに拡がっています。
デビューするためには、作品を編集者に認めてもらって「担当編集者」がつくことが必要です。その絶好の機会として、様々な編集部が来校して実施する「出張編集部(作品添削会)」があります。作品を見てもらって、その場でスカウト!も夢ではない大きなチャンスとなっています。
編集部を自身が訪問して作品を売り込むのが「持ち込み」です。新人を求める多くの編集部で持ち込みを受付けています。グループ校が協力して制作したサクセスノートを見れば、持ち込み方の方法や、注意点が説明されていて安心してチャレンジできます!
全国のCOMグループ各校で開催される作品添削会に参加でき、卒業後も在学中と変わらずチャンスがあります。
新人賞への投稿や持ち込みの前に、プロ講師に作品指導を受けることが出来ます。
デビューセンターに寄せられる各編集部やゲーム会社からのアシスタント募集やイラストのお仕事などの求人情報を提供しています。
卒業後支援のホームページで各種デビューの情報閲覧や編集部からのスカウトを受けられます。
※プロデビューを目指しながら就職を希望する学生は、キャリアセンターの充実したサポートで、デビューと就職の両方の道が目指せます。
講談社が発行する月刊少年漫画雑誌
月刊少年マガジン編集部 副編集長 / 少年マガジンR 編集長
須藤さん
プロの作家になるために必要なもの―
ひとつめは生産力。どんなに素晴らしい作品を描いても、1年に1作しか描けないとなるとプロとして通用しません。せめて2か月に1作は描き上げる習慣を身につけましょう。
次に集中力。1作通してすべてのページが同じレベルで描ききれているか。手を抜かずに仕上げられた原稿は読者にその熱量も伝わります。
最後に個性!あなたが何を見て、何を感じて、それをどんな漫画で見せてくれるのか―
「あなたにしか描けない物語」を見つけることが何より大事です!
人気ゲームをはじめ「ガンガン」や「JOKER」など多くのマンガ誌を発刊する企業
マンガUP!編集部 編集長 / ガンガンpixiv 編集長
ガンガンGA統括 / コミック編集総デスク
中川さん
SNSでの作品発表で読者の称賛の数を知ることはできても、その中から自身の成長につながる真摯なアドバイスを見つけることは困難です。またアシスタント作業が在宅中心となったことで、プロの先生の作業を直接間近で見る環境は激減しました。
そんな今だからこそ、学校で人とともに技術を吸収しながら学ぶ意義はより増したように感じています。
ぜひ学校でともに本気で努力できる仲間を見つけてください。学生時代の本気は、きっとあなたの財産になるはずです。