雑誌、漫画から新書や文庫や単行本などの書籍まで様々な分野を取り揃える総合出版社。『漫画アクション』などの看板雑誌のほか、コミカライズ作品を中心とした「モンスターコミックス」編集部を展開。
ライトノベルのコミカライズ作品を中心としたラインアップで大人気の双葉社「モンスターコミックス」編集部へ、学生たちが訪問。若手編集者・紫村さんから、売れっ子マンガ家を目指すうえでの鋭いアドバイスをいただきました。
「世の中のヒット作品に共通する特長は、絵が上手いこと、メッセージ性が分かりやすいこと」。そう語る紫村さんの編集者ならではの視点が活きた言葉は、漫画家の卵たちにとって大いに勉強になりました。彼ら・彼女らの今後の成長が期待されます。
いわゆる「異世界転生もの」が流行り出してからかなりの時間が経ちますが、最近ではその細分化した内の1ジャンルである「追放ざまぁ」系がトレンドになっています。虐げられた子が敵を見返す、シンプルでスカッとする内容が人気の理由でしょうか。
漫画と小説の表現は別物です。漫画向きでない小説の描写を入れると、話が伝わりづらくなることもある。だから漫画家には原作に引っ張られ過ぎず、要素を削ったり足したり、違う良さを出す意識でコミカライズに取り組んでほしいですね。
TCAの学生さんには、約束を守ってくれる良い印象があります。きちんとしているイメージですね。それは漫画家にとっても大事なことで、自分が好きでやっている仕事でも、周りで多くの人やお金が動いていることを忘れてはいけません。
「がうがうモンスター」では、たくさんのTCA卒業生がデビューを飾っています。ベストセラーとなった作品もあり、プロのエディターからのサポートには感謝しかありません。これからも、多くの後輩たちが夢を叶えてくれることでしょう。
留学生のPさんが「レベル99冒険者によるはじめての領地経営」で見事デビューを果たしました。
これをきっかけにワーキングビザを取りたいです!