産学連携教育で学ぶTCAの「8ワールド/24專攻」
Car Design
EVや自動運転技術など未来への進化を見据え、イノベーションを加速させるカーデザイナーになる。
企業プロジェクト
2007年、フィアットグループの各ブランド(フィアット、アルファロメオ、ランチア)ごとに新しいアイデアを提案するコンペティションが行なわれました。フィアット社が選出した世界有数の自動車デザイン教育機関8校の学生たちが参加し、日本からは唯一、東京コミュニケーションアート専門学校・自動車デザイン科が選ばれました。
2007年3月、フィアット社のデザイナーが来校し、コンペティションに参加する学生への説明会が行われ、正式にプロジェクトがスタートしました。その間、作品の進度を確認するためにイタリアよりフィアット社のデザイナー、アルファロメオ社のデザイナーが2度来日し、学生に対し、直接、指導が行われました。
同年9月20日、イタリア・トリノにあるフィアットデザインセンターにおいてコンペティションが開催され、フィアット・アルファロメオ・ランチアそれぞれのブランドより1作品ずつが選出され、学生による作品のプレゼンテーションが行われました。
カーデザイナーになりたい、こんなモノが造りたい、そんな「直感」と、それを貫く強い「意志」が一番大切です。もちろん全てを直感で決めていくということではありませんが、数学のように答えがひとつに決まっている訳ではありません。考えて考えて、考え抜いた答えがそのヒトの「正解」です。それを試行錯誤しながらカタチにして、見たヒトに想いが届いた時の嬉しさや感動は、他には代えられないものです。
とにかく必死で努力し抜く毎日でした。また、企業プロジェクト中は休日であっても、チーム内でコンセプトの意思疎通を図るために対話の時間を多く設けました。同じ目標に向かい、多くの試練を共に乗り越えたアドバンスクラスの仲間と、カーデザイン以外の面でも全力でサポートしてくださった先生方には、感謝してもしきれません。
TCA卒業後、某自動車メーカーデザイン部を経て、日産自動車(株)入社。デザイン本部勤務。GTRの外観デザインを手掛ける。
デッサン / 立体造形 / スケッチ / レンダリング / デザイン理論 / モデル
カーデザイン専攻 / カーモデル専攻 / 二輪デザイン&モデル専攻 / 3DCGデザイン&モデル専攻
企業プロジェクト等 / 実践的デザイン課題
卒業研究 / 就職活動
POINT 1
TCAでは、キャリアセンターを中心とする就職サポート体制、
業界との強いつながりを駆使したデビューサポート体制を
万全に整えています。
POINT 2
3年制......2,700時間
4年制......3,600時間
業界に必要とされる実践的力を身につけるために、3年間・4年間をかけて基礎から応用まで徹底的に学びます。