専門学校に進学を目指している皆さん、入試の準備に悩んでいませんか?あるいは、好きなこと、やりたいことに熱中しすぎて、準備が人より遅れてしまい、あせっている人もいるかもしれません。また、大学受験と比べると、専門学校の入試に関する情報はあまり見かけず、どこから手を付ければよいのかわからないことも多いと思います。そこで今回は、TCAの入試を例に、専門学校の入試方法や出願の流れをシンプルにまとめました。他の専門学校を希望する方にも役立つ情報を盛り込んでいますので、これからの受験にぜひ活かしてください。
AO入試は、専門学校が求める「理想の学生像」に受験者が合っているかを評価する特別な入試形式です。学力や成績に頼らず、受験者の人間性や個性、学ぶ姿勢などを総合的に判断するため、高校の推薦状や学科試験が不要な場合が多いのが特徴です。各専門学校の定める出願条件を満たせば、誰でもAO入試にチャレンジすることができます。
この入試では、まず「エントリーシート」と呼ばれる書類で志望理由や自己アピールを提出します。その後、作文や面接を通じて、なぜその専門学校で学びたいのか、将来の目標や学びたい分野への意欲が問われます。合否の判断基準としては、志願者が学校の選考基準「アドミッション・ポリシー(求める学生像)」にどれだけ合っているかが重要です。そのため、志望校の方針をよく理解し、自分がどのように貢献できるかをしっかりとアピールすることが合格へのポイントです。
TCAではこのAOで入学される学生さんが一番多く、主流の入学方法といえます。
なお、参考までにTCAの選考基準(アドミッション・ポリシー)は以下の通りです。
TCAの選考基準(アドミッション・ポリシー)
TCAでは、以下の4点を選考時の基準として定めています。
※学業成績や専門知識・スキルを基準とせず、意欲・熱意・個性を大切にしています。
専門学校の推薦入試には大きく分けて「学校推薦」と「自己推薦」の2つの形式があります。まず、学校推薦では、高校からの推薦状が必要です。この場合、学業成績や出席状況が重視され、基準を満たしていないと推薦を受けることはできないので注意しましょう。学校推薦には、すべての生徒が応募可能な「公募推薦」と、特定の高校にのみ推薦枠が与えられる「指定校推薦」があります。書類審査のみで結果が決まることが多いですが、面接や作文、実技試験などが課される専門学校もあるため、事前に準備をすることが重要です。なお、推薦入試の出願は多くの学校で10月頃から始まります。
この形式の入試では、主に高校が作成する内申書や推薦状をもとに評価が行われ、高校生活での努力が大きな要素となります。推薦を希望する場合は、早めに高校の先生と相談し、受験する学校の方針や条件について確認することが大切です。さらに、推薦入試は通常「専願制」となっており、合格後はその専門学校に進学することが前提です。そのため、学校の雰囲気や授業内容が自分に合っているかをしっかりと見極めた上で推薦に臨むことが必要です。
TCAの指定推薦・推薦基準
※偏差値や成績の基準はありません
前述の推薦入試のうち、特定の高校にのみ推薦枠が与えられる「指定校推薦」という制度があります。指定校推薦は、専門学校によって異なりますが、入学金の割引制度などメリットがある場合があります。
TCAの指定校推薦・推薦基準
※偏差値や成績の基準はありません。
※指定校認定の可否や詳細については、高等学校の進路指導部、または本校入学事務局 (フリーダイヤル:0120-532-303)にて確認してください。
自己推薦入試は、自分の実績や強みを自らアピールする入試形式です。学校推薦と比べて、高校での成績基準が比較的緩やかですが、その代わりに面接が重要な役割を果たします。面接では、志願者の熱意や能力、個性が評価されるため、志望理由だけでなく、高校生活を通じて得た経験や将来の目標や夢をしっかり伝えることが求められます。自己推薦も多くの場合「専願制」で行われ、合格した際にはその専門学校に進学することが前提となることが多いので、その学校が自分に合うかしっかり見極めましょう。
TCAの自己推薦(=Myスクール特別推薦)・推薦基準
TCAで独自で開講している「Myスクール」では、各専門職業に必要となる技術・知識を入学前から学び始めることができます。本校を進路の第一希望とされた方は、Myスクールに登録でき、その意欲を持って特別推薦の対象となります。
一般入試は、特定の出願条件を設けず、あるいは緩やかに設定し、幅広く入学希望者を受け入れる方式です。他の入試と異なり、推薦状や早期エントリーが不要で、学校ごとの出願締め切りまでに準備が整えば誰でも挑戦できます。但し、学校によっては書類審査のほか、面接や筆記試験を実施する場合があり、特に筆記試験では学科試験が課されることもあるため、事前にしっかりと対策をしておくことが大切です。
なお、大学や短期大学と併願する場合、学費の納入期限を延長などの制度を用意している専門学校もあります。併願を考えている方は、学校選びの際にこうした制度が利用できるかを必ず確認しましょう。
TCAの一般入学
TCAの一般入学(併願)は、大学・短期大学と併願する方によく利用されている制度です。
※一般入学(併願)は、他の専門学校との併願はできません。
※併願で受験された方で、合格後に、所定の手続きを済ませた方は、申請された併願校の結果発表日まで学籍を確保します。
※併願で受験された方には、併願校(大学・短期大学)の結果発表の日まで、入学手続きを延期する制度があり
ます。詳しくはお問い合わせください。
※併願受験の方は、入学願書内に併願受験をしている大学・短期大学名をご記入ください。
※併願ではなく、TCAを第一志望としている方の一般入学(専願)もございます。
社会人入試は、働いた経験がある方を主な対象とした入試制度ですが、必ずしも職歴が必要というわけではありません。また、社会人入試の選考方法は、書類審査や適性検査、小論文、一般常識テスト、面接など実施内容は学校によって異なります。志望する学校の条件をよく確認しておきましょう。
TCAの社会人入学
2024年3月以前に高等学校を卒業された方で、2024年4月の入学時点で19歳以上の方が対象となります。短期大学・専門学校等の在学生の方も対象となります。
※AO入学、一般入学(専願)、一般入学(併願)のいずれの方法でも出願いただけます。
「編入学」とは、すでに他の学校を卒業した人、あるいは特定の期間在籍した人が、これまでに修了した教育課程を一部免除され、別の学校の途中の学年から学び始めることを指します。これは、通常の入学とは異なり、進行中の年次に直接編入する形での入学となります。この制度も学校により条件が大きく異なります。
TCAの編入学
[クリエーティブデザイン科・eエンターテインメント科・スーパークリエーター科・自動車デザイン科(※一部対象外)]で編入学を受け付けています。大学・短期大学・専門学校・専修学校は1年以上修了及び卒業、工業高等専門学校は4年次以上修了及び卒業、または卒業見込の方は編入学の対象となります。
専門学校の入試は、大学入試のように偏差値や学力だけに重点を置いていません。専門学校は、実際の仕事に直結するスキルを身につける場所であり、学力試験の結果だけで合否が決まるわけではないのです。むしろ、重要視されるのは、その分野で働きたいという強い意欲や、学ぶ姿勢です。専門学校では選考基準(アドミッション・ポリシー)を満たしているかどうかと、将来なりたい職業に向けてどれだけ本気で学びたいかという点が大きな判断材料となります。
したがって、目指す職業への熱意があれば、合格の可能性は高いといえるでしょう。医療系など、目指す職業によっては国家試験が必要となるため、入学に際して一定の学力が求められる場合もありますが、一般的には面接やエントリーシートが、意欲や適性を見極める大きなポイントとなります。
TCAエントリーに不安のある人のために
願書の書き方がわからない、面接に自信がない、出願・入学に必要な書類は何?学費と奨学金はどうなるの?などなど。すべての疑問に答えるお気軽相談会、毎日開催中です。お電話、LINE、メールでご予約ください。
専門学校の推薦入試は、例年10月初旬ごろから出願がスタートします。しかし、AO入試や特待生入試などはそれよりも早く受付が開始されることが多く、人気の学科やコースは定員になることもあるので、希望する学校の募集要項はできるだけ早く確認しておくことが大切です。
TCAの出願スケジュールは? まだ間に合うの?
AO入学:現在、受付中です。
複数回の提出期間がありますので随時、ホームページをご確認ください。
一般入学(専願・併願):現在、受付中です。
複数回の提出期間がありますので随時、ホームページをご確認ください。