2017.01.19
クリエイターの世界は、ひとたび大成功を収めることができれば、一躍有名になれるチャンスが眠っています。たとえば、名高い賞をもらってグローバルに活躍できたり、自分が関わったサービスが広く使われるようになることで、名誉も大金も手に入れられる可能性が、他の職業に比べて高いのがクリエイティブ職だといえます。
でもよく考えてみてください。自分の「好きなこと」を仕事にできるクリエイティブ職に就けただけでも、いわば夢がかなったということもできます。実際にクリエイターとして働いている方は、クリエイティブ職についた後も夢を持ち続けられているのでしょうか?
クリエイターとして活躍する人のなかには、有名になれるくらい大成功を収められる人もいます。そういった人たちは、他のクリエイターと何が違うのでしょうか?
今回は、クリエイティブ職経験者133名に「クリエイターとしての夢の有無」について聞いてみた結果を具体的に紹介します。
【制作関連の仕事に携わる人間としての夢はありますか?】
ある 20.3%
ない 79.7%
制作関連の仕事をしながら、夢を持ち続けられている方は約2割、5人に1人という、まさかの結果となりました。そんな中、夢を持ち続けるモチベーションを保っている人はどんなことを考えているのでしょうか?具体的にどんな夢をもっているのか聞いてみました。
・もっと上をいきたい。もっともっとたくさん学んで最高の1つを作れるようになりたい(24歳/女性/デザイン関連)
・生涯ものづくりに携わりたい(22歳/女性/学生・フリーター)
「高い向上心を持つこと」が夢といえるのは、クリエイターでなくても見習いたいですね。さらに、ものづくりという自分のこだわりを形にできる仕事を生涯続けたいという夢も。
一方で、世界中の子供から大人までが楽しめる、幸せになれるような作品を作りたいという夢が複数ありました。
・子供が笑顔で見れる作品をつくりつづける(40歳/男性/出版・マスコミ)
・世界のみんながしあわせになれるような作品づくり(29歳/女性/公務員)
・大人子供が作品をみてあっという間に喜べるようにする(27歳/女性/その他)
自分の作品を通じて、たくさんの人が笑顔になれる…そう思えるのがクリエイティブ職の醍醐味かもしれませんね。
・楽しいから仕事をずっとやっていくこと(30歳/男性/研究・開発)
そして、仕事をずっとやる=夢という人も。そう思えるような仕事に就いた時点で、ある意味夢を叶えているのではないでしょうか。
クリエイターとして全員が「大成功を納められる」とは限りません。100%大成功できる条件やカンタンな方法があるわけではありませんが、成功した人の共通点があります。それは「大きな夢を持ち続けられたこと」。
良い作品を作るためには、仕事に向ける「情熱」の有無がとても大事になります。その情熱は「こうなりたい」「こうしたい」といった夢から生まれてくることが多いものです。自分だけにしか作れない作品をもって有名になりたい、多くの人に使ってもらいたい、それらを通して富や名声が欲しい。そういった壮大な夢を持つことで、作品に情熱を捧げたり、つらいときに乗り越える支えとなってくれます。
クリエイターとは、いわば自分自身との戦いとも言えます。仕事に情熱的に取り組み、最高の結果を得るために、自分自身ならではの夢を持ってみませんか?
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