2017.01.05
現役クリエイターが達成感を感じるのは大きく分けて3つの瞬間といえます。いずれも産みの苦しみを乗り越えたからこそ感じられるクリエイターならではの達成感といえるでしょう。それぞれの瞬間のリアルな理由5選を紹介します。
【瞬間1】ひとつの仕事が完成した時
一番多かったのが、この理由。大変な思いをして作り上げた時ほど、出来上がった時点でとりあえずホッとして大きな達成感を感じるのではないでしょうか。
・ひと仕事終わった時(34歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職)
・作品が仕上がった時(40歳/男性/出版・マスコミ関係)
・名前がエンドロールにでた時(46歳/男性/その他)
・ひとつのサイトを作り上げた時(24歳/女性/デザイン関係)
・毎日残業付けでようやく仕事を終えた時(37歳/女性/営業・販売)
オリエンから完成まで締めきりに追われ、時間のない中で残業を繰り返し、クライアントのダメ出しや無茶ぶりにもめげずに頑張って仕上げた瞬間は最高の喜びの時。多かれ少なかれ、誰もが1番最初に達成感を感じるのはこの瞬間です。
【瞬間2】自分で納得のいく仕事ができた時
苦労してコツコツ作り上げたものが自分自身で納得のいく作品になった時は、クリエイターとしての大きな喜びの瞬間といえるでしょう。
・満足のいくものが出来上がった時(35歳/女性/主婦)
・自分の仕事に満足した時(36歳/男性/学生・フリーター)
・自分なりに納得いく制作ができ、ストーリーのイメージに沿ったものが出来上がった時(46歳/男性/その他)
・思い通りの作品になった時(49歳/男性/公務員)
・自分の作業に満足した時(47歳/男性/コンピュータ関連技術職)
この自己満足がクリエイターにとっては次の作品づくりへの媚薬のようなものかもしれません。ナルシストこそがクリエイティブの原点ともいえますね。
【瞬間3】他人から評価された時
できて当たり前、それ以上の結果が求められ、厳しい要求が多いクリエイターの仕事だけに、他人(クライアント)から評価を得られた時の喜びはこの上ないもの。
・自分で納得のいくものを制作でき、上司や同僚からも評価された時(40歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職)
・評価を得られた時(44歳/女性/コンピュータ関連以外の技術職)
・サイトが上位表示された時(47歳/男性/会社経営・役員)
・人の喜ぶ顔を見た時(37歳/男性/研究・開発)
・みんなの反響が大きい時(27歳/女性/その他)
この瞬間があるからこそ、次回の制作へのモチベーションも、クリエイターを続けていく意欲も高まるのです。
ひとつの仕事を成し遂げるには、産みの苦しみを味わう時間があったり、地道に根を詰める作業をしたり、ひたすら時間に追われたりなど、苦労の方が絶えないのがクリエイターの仕事。
だからこそひとつの作品が完成した時の達成感は大きいといえるでしょう。また、それがクリエイターの一番の醍醐味でもあり、続けていける理由なのではないでしょうか。
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