本校デザイン分野の2・3年生がチャレンジした葛西消防署シンボルマーク制作プロジェクトで、全68作品の中から選ばれた最優秀賞・優秀賞(10作品)の表彰式を、本校で行いました。

このプロジェクトは、東京消防庁 葛西消防署と一緒に取り組んだ実際の仕事につながるデザイン制作。

「地域の人に親しまれるシンボルマークってどんなデザイン?」をテーマに、学生一人ひとりが本気で作品づくりに挑みました。

数多くの応募作品の中から、最優秀賞に選ばれたのはデザイン&テクノロジーマスター専攻2年生・海沼さんの作品です。

消防署の大切な役割や、葛西という地域のイメージを大切にしながら、

力強さと親しみやすさの両方を表現したデザインが高く評価されました。

この作品は、葛西消防署の公式シンボルマークとして実際に使われています。

自分のデザインが社会で使われる、とても貴重な経験となりました。表彰式では、葛西消防署の方から、

受賞した学生一人ひとりに表彰状が手渡されました。

「本当に自分の作品が選ばれたんだ」

そんな気持ちが伝わってくる、少し緊張しながらも嬉しそうな表情が印象的でした。

デザインを「仕事」にする体験

今回の制作では、ただ「かっこいい」「かわいい」だけでなく、使う人の立場で考えることを大切にしました。

・どんな形なら分かりやすい?

・どんな色なら印象に残る?

・長く使ってもらえるデザインって?

こうしたポイントを考えながら、実際の仕事と同じ流れでデザイン制作を行いました。

葛西消防署の公式サイトでも紹介されています

今回決定したシンボルマークについては、

東京消防庁 葛西消防署の公式サイトでも紹介されています。

https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/fs/kasai/page_00027.html

本校では、デザインを学ぶだけでなく、社会で活かす経験を大切にしています。

「好きなことを将来の仕事につなげたい」

そんな高校生の皆さんにとって、

実際のプロジェクトに挑戦できる環境が整っています。