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オリジナル世界観イラスト「アトリエ」

課題内容

ゲーム専攻の学生は、当然のようにデジタル業界を目指しています。

彼らの夢に呼応するように作画ソフトも日々進化を遂げています。
それは便利なことではありますが、画力の未熟な者にとっては諸刃の剣になりかねません。

デジタル・ツールを正確に使いこなす為にも、冷静な判断力と基礎画力が必要なのです。
その為に、初年次ではデッサンも含めたアナログの授業を重視します。
従来の紙と筆と絵具を使って描くことで、グラフィッカーとしての下地を造ります。

ここに展示された作品は、そんな彼らの1年間の集大成です。
自分の世界観を伝えるべく、構想からひとつひとつ叩き上げて行きました。
学生たちの夢の原石を楽しんでいただけたなら幸いです。

作品コンセプト

本作品『アトリエ』では、科学が発展によって、国民が政府に管理されるディストピアの世界観を描きました。
部屋の窓から見えるのは、薄暗い住宅街と、立ち並ぶ高層ビルです。発展する都市部の影で、貧富の差が広がっていることを示しています。
キャラクターは、油絵が趣味の20代女性です。室内の設定は、彼女の孤独や、置かれている状況を伝えられるようにしました。
中央にある絵は、キャラクターが幼い頃の思い出を描いたものです。
鮮やかな自然は、窓の外の世界と対比になるようにしました。この絵のポイントは、手前にいる男の子です。今、彼女の隣に彼はいません。どんな思いで彼を描いたのか。彼は今どうしているのか。など、見る方に色々な想像をしてほしいです。
家具や服装は、キャラクターの政府に対する反抗心を表しています。服装は、中世の西洋のものをモチーフにしました。

制作者
M・H
専攻
ゲームグラフィック&キャラクター専攻

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