子供の頃から日本のドラマやマンガが大好きだったので、韓国の大学で日本文化を4年間学んだのちに就職しました。でも日本でエンターテインメントに関わる仕事をしてみたいという夢を諦めきれずに来日を決意したんです。
日本語の授業についていくのは大変でしたが、毎日が必死でしたね。設備開放システムを利用して、朝まで作品制作に熱中したことも今となっては良い思い出です。3年次には、キャリアセンターの先生に就職対策の個別指導をしてもらいました。実際の面接ではやはり緊張しましたが、無事に内定を頂くことができ本当にうれしいです。
TCAを卒業してしまうのはちょっとさびしいけれど、社会人になってもTCAでの出会いを大切にしたいと思います。
内定先の会社のことを知ったのは担任の先生の話がきっかけです。その後合同企業説明会で制作部長さんにお話を伺う機会があり、ますます興味を持ったのでポートフォリオをその場で見て頂きました。すると「作品を二つ作ってまた見せてください」と言われ、がんばってクオリティの高い作品を提出しました。企業の方にはそのことが印象に残ったのかなと思います。
1年のときは基礎知識も全然なく、2Dと3Dの区別もつきませんでした(笑)。
本気で転専攻も考えた位です。でもある時からCGの魅力にはまってしまい、そこから集中して勉強しました。特にCGの先生からプロの技を学んだことで表現の幅が一層広がりました。
就職後はいろいろなジャンルの作品に参加してモデラーとして認められたいです。
TCAではイラストレーター専攻で入学しましたが、イラストだけでなく、グラフィックの基本やWebなど幅広く学ぶことが出来ました。一番印象的だったのは業界の方から直接話しを聞く機会が多かったことです。これらの経験の全てが今の仕事に活きています。業界の動向に合わせて作成されるカリキュラムのおかげで、就職してからの問題なくすぐに仕事に慣れることができました。今後は今よりもっと良い、楽しい仕事を沢山していきたいと思っています。
中国にいたころから絵は描いていましたが、日本のタッチとあまり合わないのではないかと、ずっと心配していました。だから、内定の連絡を頂いた時には、自分でも信じられずとても驚きました。学校ではデッサンやクロッキーなどの基礎力を上げることが出来ました。またクラスメイトの多くは日本人なので日本語力を上げることが出来ました。将来はもっと画力を上げて世界中に注目を受けるような作品に関わりたいです。
韓国の大学で建築を学んでいたときにCGに魅力を感じ、専門に学ぶために来日を決めました。
CGのスキルはもちろんのこと、企業プロジェクトを通して日本人とのコミュニケーションのとり方、チームで作業する大切さも学びました。
私は他の学生よりも年上だったので就職には不利ではないかと不安でしたが、企業説明会で見ていただいたポートフォリオがきっかけで研修に行き、内定が決まったんです。キャリアセンターや講師の先生の話からポートフォリオの重要性を痛感していたので、1年間かけて作り込んだ甲斐があったと思っています。
学校で培ったスキルを活かしながら、将来は子供達が憧れるような映像作品を作っていけたらうれしいですね。