
産学連携教育で学ぶTCAの「7ワールド/22專攻」
Product Design Advanced Diploma Course
フェラーリをはじめとするクルマやラグジュアリートレイン、 時計、家具、食器などの多彩なデザインワークを通じて、数々の世界的権威ある賞を獲得してきた奥山清行。 TCA名誉学校長を務める同氏のコースでは、モノづくりの起点である商品開発から造形、 そして生活者の手に渡る販売までのプロセスをトータルに学びます。
アートセンター・カレッジ・オブ・デザイン(アメリカ)卒業。ゼネラルモーターズ社(アメリカ)チーフデザイナー、ポルシェ社(ドイツ)シニアデザイナー、ピニンファリーナ社(イタリア)デザインディレクターなどを歴任。エンツォ・フェラーリ、マセラティ・クアトロポルテなどのカーデザインを担当した。2007年にKEN OKUYAMA DESIGN設立、代表に就任。山形・東京・ロサンゼルスを拠点に自動車や電車などの輸送機器や都市デザイン、自身のブランドでインテリア製品や眼鏡の開発から販売までを行うなど、幅広い分野で活躍中。
奥山清行は企業のプロダクトデザインのみならず、クルマや工芸品などオリジナルブランドの製造も手がけており、マーケットリサーチから世界への販売計画まで一貫して自らマネジメントします。また、プレス発表会でのプレゼンテーションやメディアからのインタビューを通じて、自分自身のブランド価値を高めていくことも重要な仕事です。
たとえば、イタリアの革職人と現地で激論を交わした後に、アジアのクライアントとスカイプで会話する。奥山清行の仕事は、世界が舞台です。そんなクリエーターを目指すためには、人を感動させるモノづくりの技法はもちろん、海外とのネットワークを築く力など多くの能力を身につけなければなりません。
要求されるものは、クリエーティブワークに関わってくる多くのクリエーターたちや素材、ツール、そして制作予算をすべてコントロールしながら、プロジェクトを理想のゴールへと導く手腕です。
そのスキルを十分に高めれば、あなたのクリエーターとしての活動フィールドは無限に広がっていくことでしょう。
奥山先生が世界で仕事をしながら得た豊富な見識とノウハウを活かし、グローバルに活躍できるクリエーターに必要な力を学生が磨いていけるよう丁寧に組み上げたカリキュラム。企業プロジェクトなど多くの実践プログラムで、思う存分スキルを高めてください。
初年度はスケッチワークやモデリング、立体造形といったものづくりの基礎をしっかりと学びます。
● クレイモデリング
● 立体造形
● 製品デザイン
● スケッチボード制作
● 製品企画
2年次にはコンセプトワークから始め、ものをカタチにしていくための幅広いスキルを養います。
● ブランディング
● スピードシェイプ
● デジタル3D
● エイリアス
● コンセプト&プランニング
フランスのストレートスクール オブ デザインへの6か月間の海外専門留学を経験します。
● 海外専門留学
● ものづくり現場訪問
● キャラクタースケッチ
● 環境スケッチ
● 都市デザイン
奥山先生が率いるKEN OKUYAMA DESIGNへの3か月間のインターンシップを体験します。
● インターンシップ
● 企業プロジェクト
POINT 1
TCAでは、キャリアセンターを中心とする就職サポート体制、
業界との強いつながりを駆使したデビューサポート体制を
万全に整えています。
POINT 2
3年制......2,700時間
4年制......3,600時間
業界に必要とされる実践的力を身につけるために、3年間・4年間をかけて基礎から応用まで徹底的に学びます。