「その感動を浴びにいこう！」
今回のプロジェクトの全ての制作に共通するコンセプトはこのコピーの中に込めました。
鴨川シーワールドを訪れた時、自分自身が感じた思いや、シーワールドの持つ雰囲気。海に面しているシーワールドの綺麗は風景や、人が動物を操る妖艶さ。そして代表的はシャチのダイナミックなパフォーマンス。
それをポスターからショッピングバッグ等、全てのツールに共通したビジュアルを盛り込み、統一感を出しました。これは一つ一つのツール自体をメディアと捉え、それを持つお客さんが帰る際、その様自体が広告になると考えたものです。
全てに共通する波しぶきにも見えるビジュアルが40周年をさらに祝い・盛り上げます。

感じる心を大切に。
年代問わず誰からも愛される鴨川シーワールド。
その魅力はやはりどきどき・わくわく感です。
園内に入った時、子供たちのはしゃぐ姿が印象的だったのを覚えています。また、子供たちの両親もそんな子供を見て嬉しそうでした。
園内には笑顔が溢れていました。
私自身そのあたたかい雰囲気にエネルギーをもらいました。
その日一日が特別なものになりました。
そんなあたたかい気持ちを作品に展開しました。
鴨川シーワールドの人気者たちが勢揃いして40周年をお祝いしています。大きなシャチも小さなクマノミもみんな仲良し。海の中には笑顔と歓声が溢れています。
チケットは園内のスター、シャチ・笑うアシカ・ベルーガの3案を展開しました。イラストは年代問わず好まれるよう、分かりやすくデフォルメしました。
行く前にどきどき・行ってわくわく・行った後も思い出してにこにこ。
感じる心を大切に・・・。

コンセプトは『コニュニケーションのとれる水族館のキャラクター』です。
メインターゲットが子供とお孫さんのいるお年寄りだったので、なるべく子供が親しみやすいポップな感じを目指し、主線に色を使って柔らかい雰囲気になるようにしました。
また、水族館は海と人間とを結ぶだけでなく、ご来館した親子の絆の架け橋にもなっていると思うので、グッズ展開した際に親子間でコミュニケーションをとるお手伝いが出来るようなキャラクターを心掛けました。

【展開案について】
ターゲットが子供なので、子供と関わりの深い丈夫な日用品3種類を提案します。

■ラバーサンダルとキャラクターシューバッチ
歩きやすいラバーサンダルにつけるシーワールドの人気キャラクターのシューバッチです。

■ダブルウォールグラス
スノードームのようにグラスの間に、水、ラメ、キャラクターが入っており、キャラクターはゆらゆらと泳ぐようにゆれます。

■クリアファイル
シーワールドの人気者、シャチとベルーガのショーの可愛い姿をクリアファイルにしました。