2017.02.09

あなたは大丈夫!?クリエイターに向いている人・向いていない人の特徴とは?

そもそもクリエイターに向き・不向きってあるの?

クリエイティブな仕事と聞いて、どんなことを思い浮かべますか?アーティスティックなデザインを考えたり、誰も思いつかないようなシステムを組んだり、そういった「天才」的な側面が目に浮かびやすいのではないでしょうか。たしかにそういった高いレベルの制作物を作れるクリエイターとそうではない人の間には、なにか見えない違いがあるような気もします。

それでは、クリエイティブな仕事にもたくさんの種類や働き方がありますが、実際にクリエイターとして働いている人たちは、向き・不向きがあると感じているのでしょうか?

3人に1人は見抜いている!?クリエイターに向いている人の要素とは?

実際に、クリエイティブ職経験者133名の方々に「制作関連の仕事をするうえで、向き・不向きがあるか」について聞いてみた結果を具体的に紹介したいと思います。

【制作関連の仕事をするのに向き・不向きはありますか?】
ある 32.3%
ない 67.7%

なんと、全体の67.7%、3人に2人は「向き・不向きはない」と回答しました。ある程度は本人の努力次第でどうとでもなるという印象があるようです。そのなかでも少数派だった「向き・不向きがある」と回答した方は、具体的にどういったところで「差」が生まれると見抜いているのでしょうか?

・センスがあり、おしゃれな人が向いていて、ファッションなどに興味がない人は向いていない(32歳/女性/学生・フリーター)
・デザインのセンスがある人(30歳/男性/研究・開発)
・個性がある人、我が強い人が向いている(37歳/男性/コンピュータ関連技術職)
・自分の発想を言葉にして他人に伝えることができる人が向いていて、そうでない人は向いていない(32歳/女性/企画・マーケティング)

少数派のクリエイターが見抜いたポイントとして、やはりデザインセンスや個性、表現能力などが必要だと感じている人が目立ちました。その一方で、いわゆる「センス」と異なるポイントで、向いている人が持っている要素があるようです。

コミュニケーション力の高さや辛抱強さも、クリエイターとしての適性につながる

どんなにセンスがあっても、すぐに飽きてやめてしまったり、良い物ができるまで根気強く頑張れなかったら評価されません。またコミュニケーションが適切に取れないと、良い作品を完成させることも難しいですよね。

・仕事の時間が長いので、それでも大丈夫な方は向いていると思います(22歳/女性/学生・フリーター)
・コツコツ同じことを延々と繰り返すことができる人が向いていると思う。マメさも必要(24歳/女性/デザイン関係)
・常に向上心のある人は向いている(27歳/男性/その他)
・コミュニケーション能力が高い人が向いている。没頭できる人もいいが前者がないと世の中には出ない(36歳/男性/その他)

クリエイターへの適性という点では、コミュ力の高さやコツコツ頑張れるといったことも重要なポイントだとあげている回答が目立ちました。

日々の業務に誠実に向き合うことを大切にしよう

多くの人は「クリエイターに向き不向きはない」と回答した今回のアンケート。しかし、色々な側面で向いている人とそうでない人の違いがある、と見抜いている少数派がいるのも事実です。

職種や業種を問わず社会人として評価されるのは、地道に業務と向き合う姿勢です。クリエイターに向いている人は、自分の創作意欲を形にするために、しっかりとアンテナを立てて情報収集を行い、粘り強くコツコツと作品に向き合える人だといえますね。

【調査概要】
方法:NEWSY調べ(インターネット調査)
調査期間:2016年5月17日~2016年5月30日
対象:全国のクリエイティブ職の経験がある人 計133名
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