2017.01.12
世の中にたくさんある職業・仕事のなかでも、クリエイティブな仕事に関わるクリエイターは、「自分の制作物がわかりやすく形に残る」という醍醐味があります。
しかし、クリエイターとして働く人は、実際に自分の作品に対して満足感などを抱いているものでしょうか?今回は、自分で酔いしれてしまうほど、自身の制作物に満足を感じたことがあるクリエイターに、どんなシーンでそう感じられたのかを聞いてみました。
実際に、クリエイティブ職経験者133名の方々に「自分の作品を見て酔いしれたことがるかどうか」について聞いてみた結果を具体的に紹介したいと思います。
【正直なところ、自分の作品を見て酔いしれたことがありますか?】
ある 13.5%
ない 86.5%
アンケートの結果、全体の13.5%、およそ8人に1人は「酔いしれたことがある」と回答しました。実際にどのような作品を作ったときに、酔いしれるほどの満足感を得られたのでしょうか?
・店頭の棚に貼られる広告物が近所のコンビニで見掛けたとき(38歳/男性/その他)
・看護学校予備校のサイト(37歳/男性/会社経営・役員)
・写生画(25歳/男性/出版・マスコミ)
・自分がデザインしたWEBサイトがニュースサイトで紹介されたとき(35歳/男性/その他)
・インターネット広告の効果が以前よりも高まった(38歳/女性/出版・マスコミ)
ホームページやイラストや広告物など、評価や反応がわかりやすい作品が満足度の高い傾向となりました。
一方で、作品の種類ではなく制作物を作る過程を踏まえて、酔いしれるほどの満足感を抱いた人もいるようです。
・本当に長い時間をかけて作った作品(22歳/女性/学生・フリーター)
・立ち上げから関わっているベンチャー企業のアプリがリリースされたとき(41歳/男性/デザイン関係)
・一から全て自分で作ったもの(24歳/女性/デザイン関係)
目に見えるかたちで成果が出せたときや、自分自身との戦いの末に生み出した作品は、思い入れもひとしおですよね。
酔いしれるほど満足できるような作品を作ることは、プロのクリエイターとして仕事をしている人でも、そう滅多にあることではないものかもしれませんが、実際にそういった作品をつくれたとき、自身の成長や世間の評判を得られる傾向にあります。
数ある仕事のなかでも、クリエイターという職業は、センスや自身の頑張り、そしてなにより作品に対する自信がないと成功するのは難しいものです。自分の作品に惚れ込んでしまうほどのナルシスト気質のある人は、クリエイターという職業が向いているかもしれませんよ。
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