現在ドイツイタリアでおこなわれている海外実学研修。自動車デザイン科の学生が自動車にまつわる様々な場所で学んでいます。

イタリアといえば、フェラーリやランボルギーニをはじめとした名門自動車会社発祥の地。ドイツは世界に誇る自動車メーカーが集まる国として、
自動車ファンなら一度は訪れてみたいのではないでしょうか。イタリアでの研修の速報が届いているので少しご紹介させてください。

10/1成田空港を出発した学生たちはイタリア ミラノにあるマルペンサ空港に到着。
研修初日はイタリアが誇る『ランボルギーニ社』を訪問し、

同社では、ヨーロッパでの車づくりの歴史から、ランボルギーニの社史についてのレクチャーを受けました。

 

 

 

 

 

ランボルギーニの車作りとそのこだわりについて、実物の車を見ながら、ガイドしていただき、デザイン視点から見た車づくりについてなど総合的にお話しいただき、学生たちにとっては世界の名車を通してカーデザインの機能美について気づきのある貴重な時間となりました。

 

翌日はイタリア最大のカロツェリア「ピン二ファリーナ」の見学です。

 

 

 

 
ピニンファリーナの名は、自動車好きだけではなく、それ以外の人も1度は耳にしたことがあるはず。
その作品でもっとも有名なのは歴代のフェラーリですが、ほかにも、船舶、モーターサイクル、時計、オフィスチェア、エスプレッソマシン
、2006年トリノ五輪の聖火台とトーチにいたるまで、さまざまなプロダクトのデザインを手がけてきたイタリア最大のカロッツェリアとしても有名です。

また、フェラーリの歴史はピニンファリーナの歴史といっても過言ではありません。 フェラーリの生誕の節目や記念には必ずと言っていいほど、フェラーリの伝統の名車がピニンファリーナのデザインによって生まれています。 フェラーリをはじめ、マゼラッティ、ランチャ、アルファロメオなどの多くの高級スポーツカーのデザインを手がけている同社から、社史やカーデザインについてデザイナーから直接レクチャーを受ける事が出来ました。

 

 

 

 

 

カーデザイナーを目指す学生たちにとっては、世界最高峰の現場でとても刺激的な講義を受けた貴重な一日となりました。
研修後半はその場所をドイツに移動し、メルセデス、アウディ、BMWと見学が続きます。
また、その内容は後日お伝えいたします。